本日は書道大学の卒業式でした。

会場はホテル椿山荘東京で、卒業生一人一人に証書が授与された後、祝賀会では書に対する熱い思いが順番に語られました。

大学院の同期だけではなく、専攻科の先輩や大学の後輩の皆さんも、全国各地から様々な状況をかかえながらコロナ禍の中、毎月の宿題や検定、館展など多くの課題と真剣に向き合い、学びの楽しみも苦しみも共にわかちあってきただけに、どなたのスピーチにも２年間の学びを終えた達成感と意欲が感じられて、共感ひとしおです。

帰りに上野の東京都美術館に寄って、開催中のエゴンシーレ展を鑑賞しました。

すごい才能です。

家に帰ったら書統４月号が届いていました。前回提出の随意課題は漢字かな交じり半切1/３が優秀作品として写真掲載されました。他は漢字条幅が「地」、仮名条幅と漢字かな交じり条幅が「天」という評価でした。

夜の修錬は書統４月号の漢字半紙規定課題４種に取り組みました。年度替わりで課題も変わりました。楷書が孔子廟堂碑、行書が喪乱帖、草書が十七帖、篆書が金文です。

最後に残った墨で石鼓文を１枚書いてみました。

本日の修錬は１時間３０分ほど、集中度９０％、課題認識度８０％、目標達成度４０％でした。