本日の修錬 2025/07/14
本日午前中は家の仕事。
午後からは部屋の片づけと子どもさんのお稽古の準備。
夕方からは月曜日クラスの子どもさんのお稽古でした。
今日は夏恒例のうちわ作り。
今年は折染めで、各自思い思いの形に半紙を折って、好きな色の色水に角をつけて色を吸い込ませてカラフルな文様の台紙を作りました。
乾かないと文字が書けないので、本日はここまで、文字を入れて団扇の形に成形するのは次回の作業となります。
夜は疲れて寝てしまい、目が覚めたら午前3時。
それから一条摂政集の臨書に取り組みました。
先日の表彰式で、審査員の先生が「臨書は対話である」とおっしゃっていたのが思い起されます。
始めは原本が圧倒的主役で、自分は謙虚にひたすら書くだけだが、次第にその古筆の人となりがわかってきて、原本と対等に会話ができるようになるとのこと。
また、別の先生は「臨書はとにかく繰り返して書くしかない」とおっしゃっていました。
ただ形をまねているのではダメで、その古典の本質が見えるまで繰り返して書くことが必要とのこと。
見(ただ目に入ってきたものを見る)→視(よく観察して詳しく視る)→観(心の目で見てその本質を見抜く)と、段階的に目を養っていくことが大切で、そうしていくと最終的には原本が動いて見えるようになるそうです。
そこまでできて、初めて臨書が創作に生きるようになるのでしょう。
奥が深いですね。
本日の修錬は1時間ほど、集中度90%、課題認識度80%、目標達成度40%でした。