本日の修練 2021/02/06

本日は、朝からエンジンのかからない一日でした。


漫然と時間を過して、夜は地域の会議に出席。


修練は日付が変ってからになりました。墨をする時間がないので仮名の臨書に取り組むことにします。


昨年5月末から取り組み始めた一条摂政集も、拡大臨書から原寸臨書、背臨を経て、倣書から創作へと段階を追って勉強してきましたが、一応原寸臨書作品と、倣書から展開した半切創作作品までこぎつけたので、この辺で一旦終了して別の古筆に切り替えようかとも思いましたが、一条摂政集のエキスを十分吸収消化して自分の創作に生かすことができるようになったかといえば、まだまだその段階には達していないので、もう少しこれに執着してみることにします。


二玄社発行の「かな古典の学び方」というシリーズの榎倉香邨先生解説の「一条摂政集」を手掛かりに勉強の方法を組み立ててきたのですが、その本の中に「一年に一度は全臨を試みるべき」という言葉があったので、今日から全臨にチャレンジすることにします。


これまでは、自分が魅力を感じる部分を中心に字形や線の太細、筆の当りや回転など細かい部分に注意しながらお稽古してきましたが、その中で自分なりに一条摂政集の運筆の呼吸などはつかめてきたと思うので、それらを意識しながら冒頭部分から順に書き進めていこうと思います。


とりあえず初日の今日は、見開きで6枚、12ページ分を臨書しました。


本日の修練は2時間30分、集中度80%、課題認識度60%、目標達成度40%でした。

2021年02月07日